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算額奉納


横浜国立大学、四方順司教授、及びジャパンデータコム(株)は令和元年10月19日に世界遺産である宗像大社(福岡県宗像市)に算額を奉納いたしました。

宗像大社
宗像三女神は誓約により生まれ、天照大神の命令で天孫降臨する邇邇芸命(ににぎのみこと)(神武天皇は曾孫)の道中を守り、玄界灘に降りて守り神となりました。玄界灘は、古代から日本と外国を結ぶ重要な航路であったため、宗像三女神は「国際交流」の守護神として大和朝廷からあつく信仰されてきました。
その交流の道はシルクロードとして知られ、東の終着点は日本です。特に宗像大社は日本への入り口としてオリエント文化との関わりが深く、ペルシャから伝わったガラスなどを初め数多くの渡来品が保存され、海の正倉院と称されています。

算額とは
算額は人々の集まる神社仏閣を問題の発表の場所として、現在の学会のような機能をはたし、日本の数学の発展に貢献しました。中世から発展した算額は日本固有のすぐれた伝統であり、固有の数学、特に和算の発展に寄与してきました。このような算額奉納は世界中を見ても他に類例がなく日本独特の文化として海外でも注目され、米国プリンストン大学はSacred Mathematicsというタイトルで日本の算額を集大成した本を出版しています。

この度奉納した算額は
現代において様々な分野で国際交流は更に重要度を増していることに鑑み、このたび、日本古来の算額と海外において発展した近代数学の架け橋として、この2つを合わせて日本語と英語で併記した数学的問題は、「国際交流」を守護する宗像三女神を祀る宗像大社に奉納させていただくのにふさわしい算額と考えています。
総務省支援による、3年間の研究開発プロジェクトとして、横浜国立大学とジャパンデータコム(株)が平成29年度より共同で推進している事業の成果から、横浜国立大学が開発したアルゴリズムで、現在まで解かれておらず、また今後も解くには数十年単位の時間を要すると考えられています。

奉納

 

算額(英語) 算額(日本語)

第6回Heidelberg Laureate Forum 報告会を行いました

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第5回 Heidelberg Laureate Forum 報告会を行いました

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第5回 Heidelberg Laureate Forum報告会

この度、(一般財団法人)JDC学術研究奨励会の渡航費援助プログラムにより

第5回 Heidelberg Laureate Forumにご参加いただいた大畑幸矢氏(産総研)による参加報告会を下記の要領にて開催いたします 

http://www.heidelberg-laureate-forum.org

 

・  日時:2017年11月16日(木)午後6時より

・  場所:国際文化会館 西館4階セミナ−404号

http://www.i-house.or.jp/facilities/banquet/seminar/seminar404/

・  参加費: 無料

 

ご興味のおありの方はどなたでもご参加ください。

ご多忙の折とは存じますが、皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げております。

参加希望者は事前に下記のアドレスまでご一報ください。

Email: kajikawa@datacom.co.jp

 

★来年度の第6回HLFの募集が2017年11月6日より始まります。併せてお知らせ致します。

 

https://www.assaf.org.za/files/ASSAf%20news/apply_2018_a5_v1.pdf

 

5th Heidelberg Laureate Forumの助成決定

昨年の助成に続き、JDC財団では2017年9月にドイツ・ハイデルベルグにて行われる5th Heidelberg Laureate Forumへの助成を大畑幸矢さんへ行うことが決定致しました。

今年も日本からの参加者へ助成を行える事はJDC財団にとって非常に喜ばしいことであると感じております。また同時に、例年通り日本からの応募者の数がまだまだ少ないとのご連絡もHLF運営委員から伺っておりますので、若手研究者の方々がHeidelberg Laureate Forumで素晴らしい同年代の研究者との交流を深め、歴代受賞者の方々と時を共にする機会を作ることが出来るように微力ながら周知と支援を続けていく所存です。

次の第六回HLF参加への助成についてはまだ先のことになりますが、ご興味がおありの方は気軽にご連絡くださいますと幸いです。

敬具

経営者インタビュー掲載

2016年12月8日にJDC財団にてATR社長であり、JDC財団運営委員である平田康夫氏に色々とお話を伺うことが出来ました。
ATRは企業等との緊密な連携、共創しながら世界トップレベルの研究開発を推進しつつ、研究成果を活かした事業の展開と健全な経営体質の実現を目標として掲げています。
その実現の為には世界のネットワークの中での日本の優秀な研究者を育てる必要性が話されています。
JDC財団ではこれから留学する研究者を支援するだけではなく、
海外で活躍される研究者を日本トップレベルの研究機関のATRの各機関にご紹介させて頂きます。
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5th HLF, September 24-29,2017の申請が始まりました

申請はHLF財団のページから可能です Heidelberg Laureate Forum Application

渡邉洋平氏による4th Heidelberg Laureate Forum報告会開催

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JDC学術研究奨励会 設立